フランスで「アロマテラピスト」
を名乗ることができるのは精油の知識を持つ医師のみです
歴史
紀元前3000年頃エジプトで宗教儀式に使用される。
アラビアやヨーロッパでは、伝統的に精油が医療に用いられていました。アーユルヴェーダ(インド伝統医学)でも自然との調和、スピリチュアルな分野にアロマセラピーが取り入れられています
1930年代
フランスの調香師・研究者ルネ=モーリス・ガットフォセによりアロマ(芳香)+テラピー(治療)=「アロマテラピー」という造語が作られました。医師へ医学療法として推奨。
フランス語の「アロマテラピー」は、医療として医師が精油を使って病気を治す技術を意味しましたが、アロマテラピーを取り入れたイギリスでは主に美容目的で行われ、アロマセラピスト(香料治療師)は医者ではなかったため「病気を治す」という表現を避けました。
現代では、
美容を目的としエスティックサロンなどで行われる「エステティック・アロマセラピー」と、病気の治療や予防、症状の緩和を目的とし、医療、看護、介護で行われる「メディカル・アロマセラピー」の2つの領域に大別されます
欧米、日本では、医師でなくとも民間企業や国際機関が発行する資格取得で「アロマセラピスト」と自称できますが公的な資格ではありません。美容目的での使用、精油の香りを楽しむ趣味やリラクゼーション法の一種として、女性を中心に人気です。